★日本人のノーベル賞受賞のニュース

2010年のノーベル化学賞を日本人の科学者2名が受賞しました。2年ぶりとなる日本人のノーベル賞の受賞です。化学賞は2000年から3年連続受賞し、一昨年も受賞しています。

今回の鈴木章博士、根岸英一博士の受賞で、これで歴代で自然科学系で計12名の日本人が受賞しています。これは、21世紀の実績では世界トップ3に入ります。ノーベル賞が身近になった感もあります。

ノーベル賞(自然科学分野)の国別ランキング

今回の受賞対象は、日本が得意とする有機合成の分野です。クロスカップリングは、誰でも理解できる内容ではないですが、この有機合成の革新的手法「クロスカップリング反応」は、薬品や液晶、化学繊維の合成など使われれいる技術となっています。すでに、私たちの生活に身近な様々な製品の製造において活用されているものです。

今回の受賞の業績については、次の情報が参考になります。
・2010年ノーベル化学賞受賞・鈴木章名誉教授の業績について

今回の受賞は、日本人にとって励みになり、若者の科学やものづくりへの興味を刺激する効果も大いに期待したいものです。

今回、いろいろなニュースが報道されていますが、その中で、北海道大学名誉教授の鈴木章氏(80)の関して、次のようなに紹介している記事が目につきました。

・理系のあしたへ:北大ノーベル賞初受賞/上 宮浦憲夫特任教授
・理系のあしたへ:北大ノーベル賞初受賞/中 丹保憲仁・元北大学長
・理系のあしたへ:北大ノーベル賞初受賞/下 杉山滋郎教授

理系への関心が高まり、理系の道を歩む若い人が増えること期待したいものです。

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